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七大戦#3


いつもお世話になっております。89代470リーダーの抜井です。7/13〜15に蒲郡にて開催されました七大戦について報告させていただきます。


完全優勝を掲げて臨んだ今大会、結果としては470級3位、スナイプ級2位、総合3位という形で終わってしまいました。正直なところ、非常に悔しいです。自分自身について言えば、1番艇ながら全く結果を出せなかったこと、クラスリーダーとしての采配の甘さ、幹部として勝つ雰囲気を作り切れなかったことなど、様々な点で己の力不足を痛感させられる大会でした。結果に対して責任を感じていますし、応援してくださった皆さまに対しては申し訳ない気持ちでいっぱいです。


七大戦で勝てなかった要因は、一言で言うならば準備不足だったと思います。目標や当事者意識をチーム全体に浸透させること。目標の達成に必要な要素を整理し、個人の役割に落とし込むこと。チャーター艇かつ4艇での団体戦という七大戦特有のスタイルに対するシュミレーション。叩いたときの対応。これらをはじめとして、準備が疎かになっていた部分が結果に表れてしまったように思います。想定外が起こるのがヨット競技の常ですが、だからこそ勝利を引き寄せるためには、事前に準備できる部分については最大限準備し、できることは全てやったと全員が自信をもてるようにすることが必要であると痛感しました。


ここまでネガティブな話が続いてしまいましたが、裏を返せば、これらの課題を現段階で認識し、自分たちを見つめ直すきっかけをもてたという点で、今回の七大戦は意義のあるものだったと思います。また今回は、レースメンバーの多くがレース出場や沖サポートを経験したことで、チームで戦うということを今までになく自分ごととして捉える機会となりましたし、陸サポートのメンバーも、隊長の玉木を筆頭に各々の仕事をしっかりこなしてくれました。悔しい結果であることは間違いないですが、チームとして、インカレ総合3位という目標に対する決意は強くなったと感じています。インカレが終わったとき、七大戦があってよかったと笑えるように、これからできることをやり切りたいと思います。


最後になりますが、主幹校の名古屋大学さんをはじめとする大会関係者の皆さま、本当にありがとうございました。そして、総合優勝を果たした東京大学さん、おめでとうございます。また、3日間私たちを鼓舞し続けてくださった田中監督、神谷コーチ、日頃より京大ヨット部を応援してくださっている保護者の方々、OB・OGの方々、スポンサー様に心から感謝申し上げます。インカレまで残り数ヶ月、総合3位に向けて部員一同全力で取り組んでまいりますので、今後ともご支援ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

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